2015年9月29日火曜日

今更ながらの面接結果と学校開始



前回パリにある花屋で面接をしてもらえたことを書いてから、
あっという間に時間は過ぎ、明日で9月も終わり。。


結果から言うと、今回は残念でした!
お店から、日本で言う所の”お祈りメール”を頂きました。
そういう所はフランスも一緒なのね〜とか思ったり。笑
素敵なフローリストなので、働きたい!と思っていたので残念でした。

落ち込んでいたからブログを書かなかったわけではないけど、
落ち込まなかったかと言ったら、そんなことは勿論なくて。


まだまだ実力不足なんだなぁとか、
その実力でバイトとして有給で雇ってもらうなんてやっぱり無謀なのかなぁとか、
落ち込みましたよ。

でも落ち込んでばかりいても、結果は結果なので。
そこの花屋は急な求人をしていたわけでもないし、自分の実力以前の条件(フルタイムは無理な上に、学校と平行)が厳しいのを提示していたのにも関わらず、
面接してもらう経験が出来て良かったなぁと今は思っています。
それに、やっぱり世の中そんなに甘くはないですね!笑


学校行ってる間に花屋でバイト出来たら理想ですが、
今は学校で自分のフランス語を磨くことが一番にしつつ、空いてる時間で引き続き花屋巡りをしようと思っています。

幸い、夏休み期間の代理短期で採用してもらったバイト先で、引き続き働かせてもらっています。
ありがたいです。


そうそう、先週からようやく(!?)学校が始まりました!
前にもブログで書きましたが、文法の授業などは一切なく、発音に関わる授業だけ、発音学を学ぶ外国人向けのコースです。
1セメスターなので、だいたい丸3ヶ月ほど。
パリ第3大学(ソルボンヌ・ヌーヴェル)付属で、ILPGAという機関です。
http://www.ilpga.univ-paris3.fr/


レベルチェックテストは、授業開始の1週間前にありました。
テスト内容は、A2あるいはB1?くらいの聞き取りの問題と、エッセイと、先生との面談でした。
聞き取りは、割と短い内容で情報把握&ほぼ選択式の問題だったので、難しくは感じませんでした。
結果は、中級と上級の2クラスのうち、上級に入れました〜。

そのクラスは、先生曰く8人生徒がいるらしいのですが、1週間経過して、
決まった6人しか顔を出していません。笑
6人しかいないので、先生にしっかり見てもらえそうなので、ラッキー!と内心思ったり。笑

1週間経過して、すべての授業を受けましたが、フランス語の発音について実践出来たり、発音学の講義を聴けて、面白い!
今の所は満足です♪

ただ、聞き取り&喋る授業もありますが、文法や書く授業は全くないので、
ある程度のフランス語力がついてから受けると、意義があるとは思います。
少し時間がたったら、また授業等についても詳しく書きたいです。


1年以上前からずっと興味があったコース。
発音て本当に練習の繰り返し、とてもシンプルだけど沢山練習することが大事なので、
改めて自分の発音を見直す&改善するために、がんばります!









2015年9月10日木曜日

パリの花屋で面接を受けました。




また何週間か間が空きましたが。
バカンスシーズンが終わり、パリジャン達が戻って来て、活気が戻って来たパリ。

こないだの週末は、専門学校の時に仲良かった友達を訪ね、Les Sables-d'Olonneと言う、フランス西部の海辺の街へ。
これがこれが、もの凄く綺麗な景色の素敵な町だった!
そして4ヶ月ぶりに会う友達と話題は尽きず、、
その後は、もはや第2の故郷のトゥールへ。
駆け足滞在を終え、パリに戻るやいなや、そのままパリのとある花屋へ。


というのも、面接だったのです!!


今まで、幾つかのフローリストに直接CV(履歴書)を持って訪れてみたのですが、
当面求人はない、あるいはパートタイムでは受け付けないと言う感じでした。

この面接をしてもらえた花屋は、ひょんな理由でその名前を知り、サイトを見たら素敵だった上に、サイトにリクルートについての記載があったのです。
CVを送る前にお店も外から見て、素敵だったので、CVとモチベーションレターをメールで送付。
また、そのメールには自分の条件(最大20時間で週末勤務、学校に通う)も伝えておきました。


パトロン(オーナー)から直ぐに返事が来て、運転免許は持ってるのか?と。
そうなんです、日本の花屋でもそうですが、花屋で働くにあたって、運転免許所持はほぼ必要とされる条件の1つだったりします。

私は1年有効の国際免許を申請してこなかったし、そもそも7月で日本の運転免許も有効期限が切れている状態。苦笑

『運転免許は持っていませんが、一生懸命働く事は誓いますので、ぜひご検討いただければ幸いです。』
と返信。


で、その後、音沙汰なーし!!!苦笑


でもですね、日本と違ってフランスでは、こういう場合に自分から催促するべきなのだそうです。
というわけで、そのアドバイスをくれた友達にメールを添削してもらい、『じゃあMr CLAUDE(仮名)と会ってみてくれる?』と、ようやく面接してもらえるチャンスを得たわけです。


さてさて、肝心の面接は。
事前に週末に会った友達に、面接ではどんなこと聞かれたりするの?と聞いてはおきましたが、緊張。
約束していたムッシュは店長を任されているのかな?個人の事務室を持っていて、そこでまずCVを見ながら、いくつか質問を受けました。
といっても、私の履歴や条件の確認程度なので、そんなに難しい内容ではなく、一安心。。

簡単な確認がサラッと終わるや否や、
『じゃあ腕前見たいからブーケを作ってくれるかな?』と。

き、きた!!実技!!

日本の花屋でもきっとそうだと思いますが、技術あっての仕事ですので、面接で実際にブーケなどを作ることは基本なのだそうです。
ムッシュが花を適当に選んでくれ、『じゃあ出来たら見せてね♪』と。

正直ブーケを作るのは3ヶ月ぶりだったので、手が震えました。苦笑
仕上がって、ブーケを見せると、『うん、悪くないね』とまず一言。
そして次の一言は、『ここの部分をこういう感じにしたらもっと良くなるけど、もう一回作ってみる?』と、なんと。驚き。
もちろん!!と即答して笑、もういっかい作らせてくれました。
そしてアドバイスをもらう→作り直すを、計3回も。

もちろん一発で文句無しの素敵なブーケを作れるべきなのは承知ですが、
丁寧にアドバイスまでくれるとは思ってもいませんでした。有り難い。

ブーケの後は、小さいアレンジメントを作り、それで面接は終了。
『パトロンに報告して相談するから、来週あたりに知らせるね』と言われて面接終了。

結果はどうであれ、貴重なアドバイスまで感じよくしてくださったし、フランスのフローリストの面接と言うものを、実際に体験することが出来て、本当に良い経験になりました。
こうやって度胸がついていきますからね!
『あなた方はとても感じ良いので、一緒に働けたら幸いです!』と最後にちゃっかりアピールもしておきましたし。笑



あとは何より、久々に花に触れたことが一番嬉しかったり。
あそこのフローリストで働きたい!!!!!


結果を待つのみです。