留学をするにあたって、何よりも必要なものは、ズバリお金。
日本に居ても、”生きる”のにお金が必要なのは一緒だけど。
フランスで留学=学生身分の生活費って、いったいいくらかかるのか?
私はいくらかかってるのか、ちゃんとキッチリと家計簿をつけてません!苦笑
と、最初から身も蓋もない答え。汗
目安と言われるのは、最低でも月615ユーロ。
今現在、1ユーロ132円のレートで計算すると、81,459円。
これは、現在の学生ビザ申請する時の、経済残高証明で目安とされている数字であり、
フランス現地で学生滞在許可証を延長するときも、同じ目安(月615ユーロ×延長月分)が設定されています。
さて、本当に月615ユーロでやっていけるのか?
現在、フランス内で間違いなく一番物価の高いパリに住んでいますが、
私の意見はイエス、です。
ただし、基本的に自炊をして、500ユーロ以内の家賃に住宅補助を貰って、という話なら、この目安に収めることは不可能ではないと思います。
フランスの物価は高いのか?
結論から言うと、日本円からユーロに換算すると、やはり高い。
ただ、現地のフランス人達にとっての1ユーロと言うのは、日本人にとっての100円のような感覚でしょう。
その感覚を前提にしてしまえば、日本の東京とさほど変わらない気はします。
外食は高いです。
パリより物価が安くなる地方都市でも、ランチで最低10ユーロ前後はします。
650円とかの定食屋なんてない。
でも、マルシェやスーパーなどに売られている野菜は、安く手に入ります。
さすが農業大国フランス。
そして、学生にとって大きな支えは、アロカシオンという住宅補助。
外国人であっても、学生身分の滞在許可証であれば、この恩恵を受けられるのは非常に有り難いです。
この住宅補助、どこの都市でも家賃に対する約4割近く!ももらえます。
私の場合は、495ユーロに対して、212ユーロも返ってきます。
つまり実質280ユーロと言ったところです。
この住宅補助は、学生ならインターネットで申し込みが出来て、必要書類を揃えて出せば、そんなに難しい手続きではないので、学生身分なら申請することを絶対おすすめします。
パリ以外の都市で、リヨンやマルセイユなどの大きな都市でなければ、
615ユーロあれば充分だとは思います。
パリに比べたら家賃は安くなるし、食料品も安くなるし。
私が専門学校時代、アンジェという街に居たときは、
月300ユーロ前後で生活出来ていたと思います。
学校と家の往復、自炊、週末は勉強という生活で、外出費などが掛かっていなかったから、だけども。笑
あとは、私の場合は滞在許可証を延長した時に必要に駆られてですが、
最終的に、日本円5万円ほどを残して、それ以外はユーロにしてしまいました。
ちょうどユーロ高が少し下がっていた時で、1ユーロ=126円のタイミングだったので、運が良かったのでしょう。
そこからは、円に換算することはやめ、1ユーロを100円の感覚にするようにしています。
ユーロ圏に限った話ですが、他の国での生活費はどのくらいなんだろう。
フィンランドとかは高そうだけど、その他はフランスと変わらないか、安いのかなぁ?
イギリスのポンド高は、ユーロ建てでもやっぱり高い。。
あと個人的に思う事は、現地でお給料を貰う身分でなければ、フランスに来る為に、お金はあるに越した事がないですが、
最低限でも工夫次第で楽しくて、精神的に充実した生活は送れる気がする。
だって何よりもまず、わざわざフランスに来てまで、学びたい事を学んでいるわけだし。
公園や、歴史ある街並を散歩したり、フランス人達に混ざって図書館で勉強してみたり、、
日本とは少し違う食材で新しい料理にトライしてみたり。
そんな日常のささいな事でも、日本とは違うものが広がっているのだから。
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