おそらく、どの言語学習者にとっても、上級レベルになるまでに、一番苦手なのは電話で話す事ではないでしょうか?
少なくても私は未だに苦手!!!です。涙
電話って、どうしても相手の声が聞き取りづらくなりますよね、直接話すよりも。
顔も見えないので、余計に緊張してしまいます。汗
今のバイトでは、電話対応をしなければいけません。
予約を受けることがほとんどなので、聞く内容の流れは定型と言えば定型。
ただ、名字を聞いて、書き留めるのがなかなか難しい。。
日本と違ってフランスは、名字ではなく名前で呼ぶことが基本であるため、手紙でも書く機会がなければ、友達や知り合いの名字ですら、意識する事があまりないです。
そんなわけで、私にとっては今までフランス人の名字を意識する機会があまりなかったわけです。。
フランス人の名字はバラエティに富んでいます。
昔から民族移動があったヨーロッパなので、フランス以外の他国の血筋の名字なども多いです。
もちろんフランス人同士でも、よく知られた名字(例えば、Dupontさん、Martinさんなど)以外だと、相手にスペルを聞いています。
電話口で、『おそれいりますが、どうやって綴りますか?』と聞けば、
アルファベットで一字一字教えてくれるのですが、これが、またまた慣れない。
普段の生活でアルファベット自体を聞いて、書き留めていくことが、あまりないので。
よく聞き間違えるのが、
・L, M, N
・PとB
・VとB
・FとS
・EとU
よく考えてみれば、これって発音区別も苦手なアルファベットだ。苦笑
やっぱり、自分が発音出来てない音は、聞き取るのもきちんと出来てないってことですね。
ちなみにバイト先は、誰でも気軽に食べれる値段のお料理ではないため、いらっしゃるお客様はリッチな方々ばかり。。
リッチな方々は、名字も平民とは違ったりします!
フランスは元々は階級社会。(未だに”階級社会が残っている”とは思いますが。)
昔の貴族の方は、名字も庶民とは違うようです。
まずは、一般的によく知られているように、名字に“DE”がついているのは昔貴族であったことがわかります。
このDEが“〜家の”と言った意味合いだそうです。
DEから始まる名字のお客様をちょいちょいお見かけ致します。
他にも『おおっ!』と思った名字と言えば、、
DIGNEさん=品位のある!
CHAMPIONさん=チャンピオン!
GAGNEさん=勝つ気、闘志!
などなど。
苦手な電話対応も、苦手意識をなくすチャンス。
そしてフランス人のレア&おもしろ名字(!?)を知るチャンス。
そんな感じで、ひーひー言いながらも、なんとか必死にやってます!!!