2015年8月18日火曜日

苦手な電話。慣れないフランス人の名字。



おそらく、どの言語学習者にとっても、上級レベルになるまでに、一番苦手なのは電話で話す事ではないでしょうか?
少なくても私は未だに苦手!!!です。涙
電話って、どうしても相手の声が聞き取りづらくなりますよね、直接話すよりも。
顔も見えないので、余計に緊張してしまいます。汗


今のバイトでは、電話対応をしなければいけません。
予約を受けることがほとんどなので、聞く内容の流れは定型と言えば定型。
ただ、名字を聞いて、書き留めるのがなかなか難しい。。


日本と違ってフランスは、名字ではなく名前で呼ぶことが基本であるため、手紙でも書く機会がなければ、友達や知り合いの名字ですら、意識する事があまりないです。
そんなわけで、私にとっては今までフランス人の名字を意識する機会があまりなかったわけです。。


フランス人の名字はバラエティに富んでいます。
昔から民族移動があったヨーロッパなので、フランス以外の他国の血筋の名字なども多いです。
もちろんフランス人同士でも、よく知られた名字(例えば、Dupontさん、Martinさんなど)以外だと、相手にスペルを聞いています。



電話口で、『おそれいりますが、どうやって綴りますか?』と聞けば、
アルファベットで一字一字教えてくれるのですが、これが、またまた慣れない。
普段の生活でアルファベット自体を聞いて、書き留めていくことが、あまりないので。


よく聞き間違えるのが、
・L, M, N
・PとB
・VとB
・FとS
・EとU

よく考えてみれば、これって発音区別も苦手なアルファベットだ。苦笑
やっぱり、自分が発音出来てない音は、聞き取るのもきちんと出来てないってことですね。


ちなみにバイト先は、誰でも気軽に食べれる値段のお料理ではないため、いらっしゃるお客様はリッチな方々ばかり。。
リッチな方々は、名字も平民とは違ったりします!
フランスは元々は階級社会。(未だに”階級社会が残っている”とは思いますが。)
昔の貴族の方は、名字も庶民とは違うようです。

まずは、一般的によく知られているように、名字に“DE”がついているのは昔貴族であったことがわかります。
このDEが“〜家の”と言った意味合いだそうです。
DEから始まる名字のお客様をちょいちょいお見かけ致します。

他にも『おおっ!』と思った名字と言えば、、

DIGNEさん=品位のある!
CHAMPIONさん=チャンピオン!
GAGNEさん=勝つ気、闘志!

などなど。


苦手な電話対応も、苦手意識をなくすチャンス。
そしてフランス人のレア&おもしろ名字(!?)を知るチャンス。
そんな感じで、ひーひー言いながらも、なんとか必死にやってます!!!





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2015年8月15日土曜日

議論大好きフランス人 〜エションジュ続編?〜



先週初めて会ったエションジュ(ランゲージエクスチェンジ)相手に、フランス語で書かれた本をちゃっかり(笑)借りるため、再び会ってお話ししてきました。


そのお相手は、理系の恐らくグランゼコール生で、頭も良いのですが、
23歳ゆえ若さありで、もの凄く早く喋る!!
その上、ブラックジョーク大好き&論理的に話すので典型的なフランス人!!!笑


私が『ジェットコースターは怖いから乗りたくない』と言うところから始まり、
“乗ってみたら変わるかもしれない、実際ジェットコースターに乗って生きている人たちは沢山いるし。アドレナリンだって出るだろうし(!!)”等、
論理的に様々なツッコミが。(°_°)笑

こちらも負けじと反論するのですが、論理的に話すのが元々苦手な私では、敵うはずがありません。。

最終的に、
『てか、私がジェットコースターに乗るってことは、そんなに重要なことなの!?』
と私が言ったところ、

『いや、それ自体にそんなに意味はないんだけどさ♪』との返し。。

えっ、意味なかったんかーい!!ってのは内心。笑


その後、議論好きな彼なら大丈夫かなぁと思い、英仏間のユーロトンネルで今まさに問題になっていて、ヨーロッパにおける難民移民の受け入れについて、思い切って聞いてみました。
個人的に気になっていたトピックなので。
問題も起きているのに、何故ヨーロッパは難民移民を受け入れるのか?
その費用は自国民が負担しているのに、と。


これは、あくまで彼の一意見ですが、
『受け入れを止めたところで、かれらは命をかけて渡ってくる。
 こちらが受け入れない反移民体制にすると、生きる為に犯罪を行う人数が今より増える だろうから、そしたら更に治安が悪くなるだろう。
 だったら受け入れる体制の方がマシだよ。
 それに、彼らにも生きる権利があるのだから。』と。

うーん、たしかに一理ある。。
そして、私も一定期間フランスの地にいる以上は、一移民に過ぎないのだけども。


それから、どのようにその流れになったのか憶えていなくて失念なのですが、死刑制度についての話題に。
日本でも賛否がありますよね。
ヨーロッパのほとんどの国では死刑制度はありません。(←ちなみに勉強不足でした。汗)
もちろん、重大な罪を犯せば、終身刑にはなります。
私としては、仮に自分の身内が誰かに人道外な理由で殺されてしまったら、やっぱり犯人が生きていることに腹が立ってしまう気がします。
だから、死刑制度自体に反対はしません。

さて、彼の意見と言えば、
『殺人を犯したから、その犯人を死刑にしておしまい、それって何も意味を成さないよね。
 刑務所での一生も大変だろうし。
 生きている以上は、もしかしたら改心するかもしれない。
 例え刑務所での一生でも、改心しないよりは改心する方が良いから、犯人が生きている 以上はその可能性はあるよね。
 それに、犯人も人である以上、人権があるからね〜。』

うーん、それも確かに一理あるなぁ。(再び)


ヨーロッパは哲学が発展したところだし、フランス人は高校で哲学を学ぶこともあってか、人権意識がかなり強いのかなぁと言う印象を受けました。


議論が大好きなフランス人達にとって、お題のタブーはほとんど無いのだとか。
『言論の自由も人権のひとつだからね〜♪』と。ふむ。
日本人の間だと、政治や宗教などについての話題は、誰とでも気軽に出来る話題ではないですよね。
別のフランス人の友達は、『フランス人は何でもかんでも話題にし過ぎだ。苦笑』とも言っていましたが。。

勿論フランス人達の中でも、相手に聞く内容におけるマナーはあるようです。
例えば、『フランス人は相手の収入や、自分の収入の話をしないよ、アメリカ人とは違ってね♪』と。
(これは若干アメリカに対する皮肉ですね。苦笑)


議論好きなフランス人とのエションジュは、語学面も然りですが、その国の文化を知るのにも良い体験になるなぁと改めて思いました。
自分自身の意見を改めて考えるキッカケにも。


ちなみに、議論になるとフランス人がよく使う表現。
“○○○”←この強調したい語句につける記号、Entre guillemets。
両方の手の人差し指と中指で“クイっクイっ”とジェスチャーすることも多い。(手書き画像参照)


日本語で私たちもよく使いますよね、『いわゆる“○○○”』と言った感じで。
純粋に記号自体は引用符と言う事ですが、ちょっと皮肉を込めて表現する時が多いよう。
フランス語の場合、強調したい語句のあとで、Entre guillemetsと言うので、
聞き取る意識がうっかり下がっていると、『あれ?何を強調した!?』とハッとします。苦笑
聞き取り意識を保つと言う意味でも、フランス人と議論するのは良いエクササイズになるかも…!?






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2015年8月8日土曜日

エションジュ♪ (ランゲージエクスチェンジ)


最後にブログを書いてから2週間ぶり。
最近は週5日、1日計8時間バイトをしていて、なんだかんだでバイトを始めてから既に丸3週間。
7月分のお給料を今週頂きましたが、お給料を受け取る時ってやっぱり幸せですね〜わーい!


そんなバイトの日々の中でも、空き時間を使ってフランス語を自分でちょくちょく勉強しつつ、
フランス人&フランコフォン(フランス語を喋る方)とエションジュ(英語だとランゲージエクスチェンジ)をし始めました♪


先週今週とで、計4人の方と直接会ってエションジュをしましたが、フランス語を話す&聞く良い機会となりました!
独学で語彙力などをつける事は出来ますが、インプットだけじゃなく、アウトプットも語学力を伸ばす為には大切ですもんね。
エションジュ用の交流カフェ会みたいなのも良いと思いますが、エションジュ相手と一対一で会話するので、嫌がおうでも喋らなきゃいけないので、話す事をより実践できるかなぁと思います。


留学などで現地にいる最大のメリットは、その土地の言語と触れ合う機会が多いこと。
でもですね、現地で現地人の中で仕事、あるいは現地の現地人が通う学校で学ぶとかではなければ、普通にただ生活してるだけだと、現地人と知り合う機会って思いの外、無いものなんですよね…!

語学学校に言ってれば、日本人以外の人と現地語で会話の練習は出来ても、お互いネイティヴではないですからね。



少なくてもフランスでは、”全うな普通のフランス人”は道歩いてる日本人(むしろ彼らにとってはアジア人と言うひとくくり)に声なんて掛けないですから(^^;
それこそ声掛けてくるのなんて、物乞いか、アジア人を舐めてる(くだらない)人ですから。笑

私たち日本人だって、日本に居る外国人の方に道ですれ違って、声をかけますか?
いや、声かけないですよね。
そもそも同じ日本人同士だってそんなことしないですし。


じゃあどうやったら現地人と知り合って、会話出来るか?
いろんな方法はあると思いますが、語学の練習の為なら、手っ取り早いのがエションジュ相手探しのサイト!!



私が使っているサイトはこちら↓
Conversation Exchange


このサイトはフランス語だけじゃなく、全世界で、各々の言語を条件に探す事ができます。


そしてこのサイトは、登録料タダだけど、メッセージのやり取りが個人間で自由にできるのが魅力!
私の場合は、まず自分のプロフィールを登録してみました。
すると、日本語を学びたいと言う、結構な数の方がメッセージを送ってくれました。
送ってくださるメッセージの中から、真面目そうな方に返信をして、メッセージのやり取りが問題なければ、ぜひ会ってお話しましょうと言った流れです。


文面を見て、ちゃんと日本語を学びたい方か、丁寧な方か、だいたい分かると思います。
この文面から伝わる丁寧さを見極めるのは、結構大事なポイントじゃないかと思います。
日本語でなくても、何語であっても、文面にはその人の人柄とか丁寧さが出ると私は思うので。。
相手のプロフィールなども参考に。
中には、プロフィールの所に、”日本人の女性と”話したい仲良くなりたいって書いてる男性もいますから。。苦笑
もちろんそういう方には返信しません^^;
純粋にエションジュをしたい方なら、女性じゃなくたっていいですもんね。
(勿論、エションジュ目的で出会って、双方気が合ってついでに恋仲に♪なんていう、あわよくばはアリ!笑)


そう言った事を見て(上から目線ですが。汗)やり取りをさせて頂き、実際にお会いした4人の方々は、みなさん純粋に真面目に日本語を学んでる方々で、こちらも楽しくフランス語を学ばせて頂きました♪

私は日本の漫画やアニメ、ゲーム等に熱心な方とはお話する自信がなかったのですが、
幸い、お会いした方々はみなさんそう言った、いわゆる”日本ヲタク”と言う訳でなく、
日本の伝統的な文化などに興味を持ってる方々ばかりなので、話しやすかったです。
夏のバカンスで日本を旅行して、四国のしまなみ海道に行きたい、温泉に行きたい、阿波踊りなどの伝統的なお祭り巡りをしたい、など。
そう言った日本文化に興味を持ち、それに尊敬を持ってくれてるのは、日本人としてやはり嬉しいものです。
私の方が知らなくて恥ずかしかったりもしますが。笑


そして、相手も日本語を学びたい気持ちがある方々なので、こちらの話をちゃんと聞いてくれるし、ただ一方的に助けてもらう訳ではないので、気が楽です♪


顔が見えないネットでのやり取りから始まるので、全員が良人だと言う保証はもちろんないですが、
昔じゃ考えられないくらい簡単に!エションジュ相手を探せると言うメリットを上手く利用してみるのはオススメです◎
それに相手の居住国を日本に設定すれば、在日外国人の方も探せますよ〜(^^)

あと、在住国の言語以外でももちろん探せます。
フランス語だけじゃなくて、英語も上達させたいから、パリにいる英語のネイティヴスピーカーを探すってことも出来るわけです。
私はもう、英語はボロボロ散々になってきたので、フランス語を極めたい!…と言い訳しておきます笑




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