2015年10月22日木曜日

フランス語学習における、母国語のアドバンテージ



引っ越し先を見つけるべく、良さげなアノンスを見つけ連絡してみるものの、
掲載開始日の午前中にも関わらず、もう決まってるとのこと…2件とも。。
条件の良いパリの住居探しは、やはり大変ですね。。。。

と、戦慄しつつも、英語圏やスペイン語圏出身のクラスメイトと学んでて、最近思うことをつらつらと。。。


フランス語を学んでいる日本人からすると、英語やスペイン語やイタリア語が母国語の人たちは、少し羨ましく思う事もあったりするのではないでしょうか。

少なくても、私からするとめちゃくちゃ羨ましい!(本音)


何故かって?
それは彼らの母国語とフランス語で共通する点などが多いからです。

スペイン語に至っては、同じラテン語派生の言語だし、英語とフランス語も共通する単語(特にちょっと難しい形容詞など)がたくさんあるようです。


彼らの様子を見ていると、知らない単語でも自分の母国語で似ているものがないか、まずは考えているようなのです。
だから知らない単語でも、ある程度予測がついたりするのも多いようだし、英単語をフランス語読みで発音して通じちゃったりするようです。


羨ましい!!(2回目)
日本語じゃ絶対そんな事できなーい!!!



日本語を話す日本人にとって、フランス語を学ぶのは、文字から発音、文法、何から何まで違うから、けして簡単に取得出来るものじゃないです。。
少なくても私には。。。



でもですね、英語やスペイン語などの母国語のアドバンテージを持っていても、発音に関してはそれぞれ全く別物。
それに、書かれている文章を声に出して読む時、母国語の読み方につられてしまうみたいです。
例えば、フランス語で1つという数詞の男性系はun=アンですが、英語圏の方はついついun=ウンって無意識に発音してしまいがち。
スペイン語圏の人々は、que=クと発音する所を、que=ケと発音してしまう人が多い。
同じアルファベ(アルファベット)を使う故の弊害ですね〜。


そして、これはトゥールの語学学校に通っていた時の先生が言っていたけど。

『確かにスペイン語やイタリア語話者、英語話者はアジア人に比べて、オーラルの伸びが早い傾向はあるわね〜。
でも、オーラルがすぐに何とかなってしまう分、基本的な文法ミスだったりをずっと直さないままだったりするのよ。
それに比べて、アジア圏の人は言語が全く違う分、特に日本人は真面目にコツコツやる人が多いから、最終的に彼ら以上に伸びが大きい人も多いと感じているわ!』


スペイン語や英語が母国語の人たちが羨ましくも思ったりするけど、結局は真面目にコツコツですね。
語学の道は…!


今日から10日間ほどのバカンス。
時間に余裕ができるから、発音以外のフランス語の勉強も頑張ろうっと。









2015年10月20日火曜日

口にしてみること、それは現実になること。



少し寒さが緩んだものの、引き続き冬のような寒さが続くパリ。
今週の日曜日からは冬時間だ〜!
そしたらあっという間に今年も終わりそう。。


最近、真上に住む住人の騒音に悩まされ、引っ越ししたくなっています…!


と言う訳で、会う人会う人に、引っ越ししたいと言う話をしてみています。
人に伝えておくことで、それにまつわる情報を気に留めてもらえることは勿論なのですが。
何故、口に出してみるか。
それは口に出していることって、結構な確率で現実になっていたりするからです。
あ、私はスピリチュアル的な思想はないです!笑


少なくてもフランス留学生活を振り返ってみると、結構現実になっている!
フランス語のディプロムDELF B1, B2もそれぞれちゃんと合格しているし、
フローリストの学校にも通えたし、国家資格も取得できたし。
滞在許可証もまさかの1年分の更新出来て、パリに引っ越し出来たし、念願だった発音のコースも取っているし。
学校行きながら花屋でバイト、と言っていたのも現実になろうとしているし。
(フランス人のフローリスト!ってもっと言っておくべきだったかもですが。笑 でも決まったバイト先が本当に楽しみです。)
恋愛事情はイマイチですが。笑


タイムラグなどはあっても、口にしてたことが結構現実になっているものだなぁと。


フランス滞在中、たいてい初対面の人などには『何でフランスにいるの?フランスで何しているの?』と、国籍問わず聞かれるわけです。
その時に、こういう理由で来てて、今はこれをしていて、これからはこうしていきたい、と話す事が多いわけです。
なので、これからしたいことを、口に出しておいたら現実になっていくかなーと。
全部が現実にならなくても口に出しておいて損する事はないし、それで現実になるかもしれない気がするなら、口に出しておこう、と言う訳です。笑


常にポジティヴシンキングでいよう!とかってのとは違う(いや、むしろ私は絶対そんなの疲れるから嫌です。苦笑)んですが、こういう根拠の無いポジティヴさって、海外生活を送るにあたって、結構大切なものだったりするのかな、とも個人的には感じています。


というわけで、最終的に言いたいこと、それは引っ越したい!
今と同条件で今より少し広めのところ、静かなところに。
ほら、なんか、こう言ってたら引っ越し出来てる気がするー!



ちなみに、最終的にやりたいこと、《日仏それぞれの花文化を、それぞれの地で伝えること、日仏をそれぞれ行き来しながら。》だったりします。




オデオン駅。
毎日の通学時に、ここでバスを乗り換えてます。













2015年10月14日水曜日

もう冬のようなグレーの街パリと朗報。



昨日辺りから急激に寒くなり、今日はもう冬が来たかのような、どんより曇り空でグレーなパリです。
午後一時過ぎの現在、気温7度。


昨夜バイトから帰宅したら、アパルトマンの中央暖房が作動していて、
部屋が温かい喜びを噛み締めました。
今日からコートも出動です。


去年の秋は異常だったらしく、10月でも20度以上ある日もあったけど、
今年の冬は早そうです。


まさによくある映画の中のイメージのような、パリのグレーが際立つ冬。
どんどん日が短くなる冬。
でも私は、このちょっとアンニュイな、グレーなパリが嫌いじゃなかったりもします。


そんなグレーなお天気とは裏腹に、朗報がありました。
念願の、パリの花屋でバイトが決まったのです!!

あまり特定するような情報は書きたくないのですが、
日本人経営のフローリストです。

本望だった、フランス人のフローリストでの経験とは違うかもしれません。

でも、自分の経歴と花に対する気持ち、フランス語力を期待して興味を持ってもらえたので有り難いです。
念願だった、パリのフローリスト達が花を買い付ける、ランジス市場に行く機会なども頂けそうです。


冷たい風に肩をすくめながら、また新しい始まりに向けて、気持ちが引き締まります。








2015年10月2日金曜日

エクササイズ…フランス語発音上達への道のりは。。



日本語には存在しない、フランス語の母音を身につけるため、
ひたすら母音の発音を繰り返しています。。。
なかなか辿り着けない母音があって。。

唇と口周りを動かしすぎて、、筋肉痛になるぐらいに!笑


先生達曰く、発音を身につける為には、スポーツと同じで、まずは正しい形をマネして、それを何度も繰り返しエクササイズをすることに限るそうです。
ただし、それを録音して自分自身で聞くことが大切!だそう。

そうですよね、発音のエクササイズにあたっては、自分自身の発音と正しい発音を聞き比べなければ、間違った形のまま改善されませんよね。

この自分の発音を聴くのって結構恥ずかしい。
自分ってこんな声で、こんな発音で喋ってるのかと嫌でも気付かされるから。笑
でもそうやって聞く事で、あぁこの発音じゃ伝わらないよね、だって違う音だもの、って気付くわけです。


あと、母国語以外の言語を学ぶ時に、発音そのものは勿論ですが、それ以上に大切なのは、その言語のリズムや抑揚を取得することだそう。
母国語のリズムや抑揚は自然に身につけたものであるけど、外国語を話す時にもそのリズムや抑揚が出てしまうのが自然な事だそうです。
だから、ネイティヴ以外が話すその言語は、その人の母国語のように聞こえるわけです。
なるほど。
非ネイティブの方の日本語も、だから不自然に聞こえるわけですね。


ちなみにフランス語のリズムは、聞いていると結構わかりやすい。

『ダダダーー、ダダダダダー、ダダダダーー…』

と言った感じで、最後の音節が他より長いリズムをとる。
それを自分が真似して喋るとなると難しいんですけどね。苦笑


あとは、人間の耳は12歳ぐらいまでなら、耳に入る全ての音を吸収出来るそう。
そのあたりの年齢を超えると、出会った事のない音を聞いた時に、それまでに聞いた事のある音に近い音を探して感知するため、純粋に聞き取るのが難しくなるそうです。
だからバイリンガルになる為には、小さいときにその言語に触れている事が大事ってことなんですね。

そんな感じで、結構面白いです、発音学。


とりあえず、良くも悪くも完璧主義な性格上(笑)、特に苦手な発音が上手く出来ないのが悔しいので、
ひたすらエクササイズ!!! です。