在仏者にはおなじみの、在フランス日本大使館からの毎月のメールマガジン。
毎月、邦人の犯罪被害例も載ってます。
よくある置き引きやスリの例ですが。
こないだ10月のメールマガジンを見ていたら、いつも以上に怖いなーっと思った事例。
ルーブル美術館付近にて男性3人から署名を求められた。
断っていたが、押し倒され、その際に財布を奪われた。(男性旅行者)
アンケートやら署名やらのスリ集団は今に始まったことじゃないけど、押し倒されまでするのか!?と。
こんなの狙われたら、もうどうしようもないですね。^^;
来週から半年ぶりにパリに行くけど、今更少しビビってたり。。苦笑
そこで半年前まで生活していたわけだけど。
幸い、1年弱パリで生活していた時にはそういった被害に遭うこともなくて。
パリの治安の悪さを体感することもあまりなかったのですが。
(テロは起きたけど。。。。)
パリの中で、治安があまり良くないと言われるエリアに用があることもなかったし。
日常的にメトロも使っていたけど、ホームや入り口付近で、”これはスリ集団だなー”ってのを見かけたのも数えるくらい。
レストランでの夜のバイト後は23時過ぎにメトロに乗っていましたが、乗ってみるとそこまでビビることはなく、まだまだ普通の人(っぽく見える人、が正しい?)も多かったし。
住んでいた14区は、高所得者が住むエリアではないけど、かといって治安が悪い雰囲気もなかったです。
あと、多分旅行者と生活者では、出てる雰囲気も違うのかとも思います。
パリにいる時に、日本人観光客なのか在住者なのか、見てればだいたい分かりました。
あ、被害に遭ったことがないと書きましたが、実はまだパリに住む前、両親がフランスまで遊びに来てくれた時、パリ観光をした時に、メトロで狙われました。苦笑
たしか10番線のモトピケ乗り換え時。
乗り換えでメトロ待ってるホームにいた時から狙われていたと。今思えば。
いかにもな雰囲気が出てるロマの子たちに狙われました。
でも絶対この子たちやばい!とすぐに感じたので、両親にもすぐ伝え、警戒。
混んでない車内で私たちの近くに寄ってきて、まだ小学生くらいの一番小さな子がおどけてこっちの気を惹こうとしてきました。
私は睨みつけ、ドキドキしながら降り。
安全な場所に移動してから、両親と自分のカバンの中を確認。
幸い何も被害はなく終わったけど、やっぱり狙われているときは緊張しましたね。。
パリでひとりで行動しているときは、まぁたいそうな洋服も着てなかったし笑、お金持っているようにはそんなに見えないのもあったのでしょう。
いかにも”お金持ってる旅行者”にしか見えない50代の両親と一緒じゃ仕方なかったかな、とは思います。
両親も地味な服装をするようにはしていましたけどね。
パリで生活していたときは、私なりにいつも気をつけては居ました。
心配し過ぎだよ〜旅行者じゃないんだし、と思われようとも、貴重品は必ず斜めがけカバンで前に。
カバンもふたがついているタイプで、すぐにファスナーがないタイプ。
貴重品の入ってるそのカバンは絶対自分の身から離さないようにしてました、カフェとかでも。
友人と一緒の時にお手洗いで席を立つときでも、自分で持って立つ。
友人を信用してないとかじゃなくて、自己責任だから。
あとは日中だろうがどの時間帯でも、 常に人気がある、しかも悪そうな人じゃないところか、などは気にしてました。
ATMでお金をおろすのも、できる限り銀行支店のATMにして、路面に面していないところで。
小銭はメインの財布と別で、小銭入れにして、小銭だけ入れておく。などなど。
ちなみに私、日本でもビビりだから、夜出歩くのは怖いと思っているし、カフェで貴重品も座席において注文とか出来ない!
(日本の場合は誰かと一緒だったら、荷物見てもらうのはお願いしちゃうけど!)
そんな私がよく海外生活とか、海外一人旅するよねって話ですね。笑
在住者でも防ぎようのない、もらい事故のような強盗手口は仕方ないけど、やっぱり出来る限りの防犯対策は常に心がけたいです。
本当に今までただ運が良かっただけで、他人事じゃないから、来週からの滞在もそこは気を抜かずにいこうと思います。
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