Née sous une bonne étoile…
フランスでの語学と花留学のつれづれ。 2014年5月〜フランスに。2年目の2015年6月末〜パリに。
2016年12月5日月曜日
今更ながらのディクテ
いまだにフランス語の聞き取りは苦手。
日常会話で、単語数の少ない文なら全く問題なくても、長い構造のリスニングだと全部をしっかり理解できない時がある。
ある程度の理解と、勘で反応してしまうのがよく無いのだけど。。
上級レベルまで、いい加減レベルアップしたいなぁと思い、今更ながらしっかりやり始めてみたディクテ。
英語だとディクテーションてやつです。
RFIのフランス語学習者向けのエクササイズを今の所利用してます。
リスニングの問題にスクリプトがついているから、それを利用中。
B2レベル用でやってみてます。
RFI SAVOIRS
https://savoirs.rfi.fr/fr
メディア形式で喋ってないインタビューのエクササイズを、なるべく選んでみてます。
どんな音源でも良いと思うのですが、テレビやラジオのナレーター、アナウンサー、レポーターの人はハッキリ喋ってくれるので、よりナチュラルなフランス人達の喋りでディクテをする為に。
RFIのエクササイズだとだいたい2分程度の長さなので、長さもちょうど良し。
さて、やってみての感想。
ひと文ずつ書き取るの、大変。汗
いざ書き取ろうと思うと、ひと文の為に何回か聞くことになります。
如何にきちんと把握していないかが、丸わかり…(^ ^;
でも何回もひたすら聞いて、少しずつ繋がっていくと、実はほとんど知ってる単語だったりもするのです。
そして書き出すことで、冷静に文の構造を振り返って見ることができます。
知らない固有名詞とかは仕方ないにしても、知らない単語の時、いまだにBとV、RとLの聞き分けが苦手です。涙
フランス人から言わせると全然違う音なのに、なんで混合するの??って感じらしい。
日本語にはない音だから、日本語に存在してる音で近い音に脳内で認識してしまうんですかね〜はぁ。(溜息)
ひたすら聞いていくしかないですね。
そして苦手な発音は真似してみる。
ディクテはフランス語の場合は特に、動詞の活用や、男性あるいは女性形による形容詞などの変化など、書き取りによる文法事項の確認にもなるので、正しいフランス語を書く癖を付けるのにもいいと思います。
毎日絶対する!と力みすぎず、なるべく毎日続けていこ〜と言ったゆるいスタンスで、なんだかんだ1ヶ月近くは続いています。いまのところ。笑
効果が出るのは、続けてみないと分からないと思うので、このゆるいスタンスで継続していけたらなぁと思います。
ただ、ディクテーションだけひたすら続けていけばいいわけでもないようなので、他の勉強法も行いながら、ゆるく長くが目標。(ゆるい。笑)
そして来年こそはC1取得のためにちゃんと勉強しようと思います、来年の抱負。
(って、たぶん去年もおんなじこと言ってたな…)
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2016年11月30日水曜日
日本語訛り
去年、発音を学ぶコースを受講するくらいには、フランス語の発音に私は興味があります。
母国語に存在しないフランス語の発音は、やはり取得しなければ発音できません。
フランス語の発音は難しいというイメージはきっと誰でも持つと思うのですが、実際たしかに母音の数だけでも多い。
日本人が苦手とするフランス語の発音のひとつ、ouと綴り、【u】(発音記号)と発音されるこの母音は、日本人以外にとっても難しいようです。
クラスにいたスペイン語話者も、英語話者も苦戦していました。
Ouの発音がなかなか取得できなかったのは、まぁ仕方ないと思っていたのですが、
違う言葉でフランス人に笑われた。笑
その言葉はMerci。
Merciというのが、”ありがとう”と言う意味であり、”メルシー”と読むことは、フランス語学習者でなくても知ってる方は多いと思います。
しかし、このMerciという単語、日常で頻繁に使う簡単な単語かと思いきや、実は日本人には注意が必要。
Rの発音はここでは置いといて、それよりも"ci"の部分。
日本語の”さしすせそ”の、”し”とは違う音だから。
発音記号で言うと、【si】と言う音。
日本語の”し”は、フランス語の綴りで言うところの、"chi"の音に近い。
なので、日本語と同じ感覚で、”し”と発音してしまうと、訛ってるように聞こえるようです。笑
英語で言うところの"if"は、フランス語で"si"。
これも会話の中で非常によく使う単語だけど、上記のように、日本語の”し”と発音してしまうと、日本語訛りになるわけです。
ところで、笑われたのが悔しくて、そのまま 【si】の音の特訓をしてもらいました。笑
たまに、カタカナ表記でも"メルシー"ではなく、 "メルスィ"と表記してる方を見かけますが、ほんと”スィ”に近い感じ。
ただ、日本語のように”ス”にも 母音をつけてしまうと、また変わってしまうのですが。
何度か聞いては真似て、を繰り返して、だいぶ 【si】の音が出せるようになってきました。
【s】の子音を出すために、舌先を高口蓋(上の歯の裏側の平らな部分)に近づけて、息を”スっ”と強めにはき、次に【i】のために、そのまま舌先を少し前に滑らせて"ィ"の音をだす。
文字にして説明するのは難しいですが、こんな感じです。
とはいえ、日本語訛りでも、伝われば勿論よいのです。
”目的はフランス人と全く同じように発音できることじゃなく、intelligible(=理解できる、わかりやすい)な発音ができるようになること。
母国語の訛りが出てしまうのは普通のことだし、それ自体はその人のフランス語の魅力になったりするよ^^”
って、発音コースの先生は言っていました。
前述の笑われたフランス人も、私のフランス語の発音は可愛いらしく、けしてバカにするつもりはなかったらしい。
とはいえ、落ち込むけど。笑
そして、フランス人女性達のように話せたらいいのだけど。
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2016年11月25日金曜日
パリの中の小さな村
パリの中の小さな村といえば、モンマルトルが有名ですが。
パリの南、13区にも素敵なエリアがあります。
パリ在住の方ならご存知かもしれませんが、観光客がわざわざ行くことは稀でしょう。
その名もビュット・オ・カイユ(Butte aux Cailles)。
メトロの駅でいうと、6番線のCorvisartかPlace d'Italieから歩いてすぐ。
こんな感じの素敵な小道に高くてもせいぜい3階、4階ぐらいの建物。
ビュット=丘なので、モンマルトルほどじゃないですが、緩やかな傾斜があり、それが良い雰囲気を醸し出している気がします。
歩いて回っても小一時間かからないくらいの小さなエリアです。
気の赴くままに気になる道に入ってみるのが楽しい。
パリの中なのに静かで、本当に小さな村のよう。
地方の小さい町なら普通の景色だし、そういったところも何回か行ったり、住んだりしたけど、パリの中にその景色があるのはやっぱり新鮮。
んー、やっぱり私は地方の町の雰囲気の方が好き。笑
一軒家の立ち並ぶ、Villaもあり。
しずかにその中を通っていたら、嬉しい出会い。
とっても人懐こい子でした。
『いつかこんな素敵なところで、一軒家に住みたい〜。』
と思うのは誰もみな同じようで、かなりのお値段するようですね。。あぁ現実。
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2016年11月22日火曜日
パリ郊外の大型スーパーまで
パリ市内、スーパーは日本のコンビニ感覚ぐらいですぐに見つかるのですが。
イーパーマルシェと呼ばれる、大型スーパーはない。
逆にパリ以外の地方都市だと、ちょっと街の中心から離れれば必ずある。
日本のイ◯ンなみに、バカみたくでかいやつ。
フランスの大型ショッピングモールは2階立てではなく、だいたい1階のみの平屋だけど。
(私の携帯カメラ、いつもソフトフォーカスで分かりづらい。笑)
先週トゥールの元ホームステイ先に行ったとき、よく行ってた大型カルフールにも。
倉庫みたいな大きな建物の中に、広い食品広場、生活雑貨、家電、衣料、玩具、いろいろ売ってます。
そして街の中心の小さい店舗より安い。
自炊生活だったアンジェにいた時も、大型カルフールには週1か2ぐらいでお世話になっていて。
当時大好きだったデザート。
チョコミントムース!
好きか嫌いか別れるチョコミント、私は大好物なのですが、チョコミント好きにはたまらないこちらのデザート。
チョコミントムースの中にビターチョコの薄い層が入っていて、甘すぎなくて美味しい!
…と、このデザートの魅力をお伝えしたくて書いたわけではないので、本題へ。笑
先日トゥールの大型カルフールで久々に再会し、買ってパリまで持って帰ってきたのですが、まぁあっという間に食べきった。笑
このデザート、パリの中のスーパーだと全然見つけられないんです。
大好きすぎて、パリでスーパー入るときもチェックするのですが、見当たらない。。
パリ郊外の大型スーパーまで行けば見つかるんじゃないの?という声を聞き、いってみました!
パリのすぐ南にある、ル・クレムラン・ビセトル という小さな街にあるショッピングモール。
その名もOkabé! オカベ!! オカベ!?
日本人なら反応してしまう名前。笑
名前の由来は、Le Kremlin-Bicêtreという地名は長く、それを略して、KB(カーベー)、定冠詞がつく地名だから、”KBに行く”という時は、”au KB”=オカベになることからだそう。
ほぅ、おもしろい。笑
また話が脱線しましたが。
そのオカベには、パリからだとメトロ7番線でVillejuif行きで行けます。
Le Kremlin-Bicêtreの駅をおりてすぐ、道沿いにあります。
このショッピングモール内に、Auchanーこれも地方では大型で安いスーパー。ーが、2階立てで入ってます。
地方都市の大型スーパーほどではないにしろ、食品売り場も結構大きかったです!
デザートコーナーも充実!!
私のお目当てのチョコミントムースもありましたー!!!
とりあえず3パック買っておきました。笑
あとは、こちら。
赤白青が揃うと、こう並べたくなっちゃう。笑
こちらも私の大好物、Kinder社(イタリア)のペンギンチョコ。
日本にも輸入して欲しいぐらいに大好き。。。
定番のミルク味だけじゃなく、右の赤いフランボワーズ味は新商品ということでパリの中でもたまに見かけます。
(でもちなみに、去年の秋ぐらいも”新商品”てことで出てたけど?)
左のココナッツ味は初めて見ました。
ココナッツ味もだいたい大好きな上に、私の大好きなチョコですので。
食べたらやっぱり間違いなく美味しかった。(嬉)
自分の好きなお菓子のレポートみたくなりましたが笑、パリからすぐ行けて、食品が充実してるオカベのオーシャン、価格もパリより若干安いのでおすすめです。
旅行で来た方でも、バラマキお菓子を買うのに良いかも。
同じくオーシャンも入っていて、日曜も営業してる、ラ・デファンスにあるショッピングモールの方が、専門店が格段に充実していますが。オカベのモールはしょぼい。。。
ただ、ラ・デファンスはメトロがゾーン3になるので、交通費の少しの差で言えばオカベ。
チョコミントムース確実にゲットしたいならオカベ。笑
今度はラ・デファンスのオーシャンも覗いてみます。
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2016年11月20日日曜日
私の当たり前は、あなたの当たり前じゃない
パリで学校に通っていた時に知り合った、メキシコ人の友達がいるのですが。
その彼女のフランス人の旦那さんの誕生日と言うことで、集まり。
そこに、おとといから観光で来てる、彼女の親友のメキシコ人君も来ていました。
昨日はエッフェル塔やセーヌ川沿いを歩いて観光したそうですが、
そこでの面白い一場面を、彼女がみんなの前で披露しました。
「セーヌ川歩いていたらさ、いきなり『木が!!』って叫ぶから何かと思ったら。
落ち葉拾いだすのよ!
見て!彼の透明のケータイカバーの中に、何枚か大事に入れてるから!(爆笑)
そうそう、よく考えたらメキシコには紅葉ないんだよね。
葉っぱはずっと常緑。
そもそも1年中だいたい暑いか、あったかい。寒いって言っても18度。
四季ってものが明確にないんだよね〜。」
そこにいたフランス人は。
「そっかぁ!木の色が変わって、落ち葉なんて、なんかもう死って感じ。
暗く寒い冬が来る前のサインって感じで。」
こないだ、パリ郊外に行った時に見つけた。
日本も四季がある国だから、そんなこと考えたこともなかったなって言う素直な感想と、目からウロコ。
紅葉で言ったら、日本の方が紅く染まる木が多いなーってぐらいの意識はあったけど。
メキシコ人の彼の反応も面白いけど、それに対するフランス人の紅葉&落葉のイメージもまた、その国の文化だなぁと。
ちなみにメキシコ人の彼女も、ベルリンに行った時に雪が降るのを初めて見たらしく、
「雪を見た瞬間、涙がスーッと出てきたの。
感動した、って頭で感じるよりも先に。」
海外じゃなくても、同じ国内でも文化の違いはありますもんね。
沖縄にずっと住んでる人だと雪を見る機会はほぼないでしょう。
私にとっての当たり前って、自分の中の当たり前でしかないんだなって改めて。
そのメキシコ人君はヨーロッパはもちろん、メキシコ以外を旅行するのも初めてなんだとか。
ガタイの良い立派な体格とは裏腹に、黄色や赤に染まった落ち葉を大事にケータイカバーの中に入れる。
(だから面白いんだけどね。笑)
そういう繊細な気づき、感動みたいなもの、異国の中を旅するドキドキ、私も忘れたくないなって思いました。
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2016年11月18日金曜日
パリの中の静かな美術館
今日は1週間ぶりにしっかり太陽が顔を出していたので、お散歩がてら、美術館へ。
目的の美術館はピガール地区から近いし、割とパリの中心地にあるのですが。
通りから奥へと続く道をゆくと、
パリの中とは思えないような、静かな時間が流れる場所!
パリ9区にある、ロマン派美術館(Musée de la vie romantique)。
19世紀のロマン派の芸術家たちにまつわる作品の常設展は無料。
実際にその芸術家たちが集まるサロンだったそうです。
ドラクロワの絵も何点かありました。
コレクションも素晴らしいのですが、中庭と建物が本当にうっとりするぐらい素敵。
館内はショパンの音楽が流れていて、雰囲気抜群。
そして中庭。
バラの季節は特に美しいらしいですが、秋色のお庭も良かったです。
4月〜10月は、こんな素敵なお庭でサロン・ド・テが楽しめるそう。
その時期にまた来たいです。
そして誰かも連れて行きたくなる、そんな静かで美しいところでした。
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2016年11月17日木曜日
ちょっと衝撃的なフランス珍味
今日のお昼ごはん。
ブフ・ブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮込み)…?
そう、赤ワインで煮込んであるのは一緒。
でも、いや、お肉じゃない?
さて、これは何か。
ちょっと恐ろしい見た目の珍味なので、気になる方のみおすすみくださいませ。
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