2015年6月24日水曜日

現地の学校の中で学ぶということ、そしてフランス人考察?


先日、通っていた花の学校について書きましたが、今日はその現地の学校でフランス人に混じって学ぶという事について書きます♪


筆記テスト時に辞書持ち込みOKだったりと言った、”外国人学生”だからという配慮はありましたが、(大学の学部や院での勉強となると、フランス人生徒と同等に厳しく評価されるので、相当勉強が必要となるようです…)、基本的には先生もクラスメイトも普通に接してくれました♪
パリに比べると外国人慣れしていないフランス人が多いとは言え、さすが移民が多い国フランス、”外国人がいる光景”には慣れているんでしょうね。

当たり前ですが先進国のひとつでもあるので、みんなそれなりに社会性もある人たちばかりです。
フランスでは挨拶するのは基本中の基本ですし、日常のちょっとしたタイミングがかぶった時に、気持ちよく譲ってくれたり。
自己主張が強いという国民性は間違いないですが笑、だからといって社会生活で他人に配慮がないというわけでは全然ありませんでした。


そんなフランス人達と接している中で、私が一番印象に残っているのは、フランス人て本当にちゃっかりしているというか、要領がいいと言うか!笑
授業の間の休憩は先生も含め、基本的にみんな”の〜んびり”と定められた休憩時間以上を過ごします。笑
実技の授業は週の前半か後半に、2日あるいは3日連続で行われ、最終日は教室中を掃除します。
そしてそれが終わったら授業終了→解散という流れ。
休憩のんびり、おしゃべり大好きフランス人ですが、この掃除が終わったら帰れる!!と分かった瞬間、今までの3倍は勝るであろうスピードで黙々と掃除をしだすのです。
そんなにスピーディーにも動けるの〜!?と最初は驚きました。笑
私は日本にいてもマイペースな方ですが、要領のいいフランス人(特に女性達!)の中にいると、いつもワンテンポ遅れたり、、自分は相当なアホだったのか?と今更気付かされたり。。笑
力を入れるべき所と入れなくてもいいところ、それを上手い事見極めるのが本当に常々感心したものです。


あとはパリに比べて、地方は平均所得層(日本よりずっと低いはずです)が多いと思うので、みんなエコノミゼ=節約好きな感じでした。
無駄なものにお金はかけない、自分に取って本当に価値あるものにお金を使いたいと言うのも、要領の良さのひとつかもしれませんね。


それから、現地の学校の中で学ぶという事で、学びたい専門的な内容は勿論でしたが、やはり活きた日常会話フランス語を学べる良い機会でもありました!

その中でも私が当初知らず、でも本当に周りのクラスメイト達が会話の初めに良く発していた言葉…
『Du coup,〜』
この、”デュ・クゥ”というフレーズを本当に頻繁に耳にしました。
クラスメイトに『本当にすごく良く聞こえるけどどうゆう意味なの!?』と聞いてみたところ、”それでさぁ〜、”と言った意味だそうです。
接続詞のDoncやAlorsと正確に同意ではないようですが、会話のつなぎで使うようです。
あと、Familier=打ち解けた間柄で使う言葉なので、オフィシャルや試験などの場で使うのは控えた方がいい言葉なんだそうです。
私たちも日本語で会話している時に、つい言ってしまいますよね?
『でさぁ〜、』『ところでさ〜』と言った感じでしょうか。

フランス人達の会話を聴いていると、みんな本当に頻繁に使います(^v^)
今ではすっかり私もDu coupを頻繁に使うようになってしまいました♪笑

そう言った感じで、ネイティヴ同士のリアルな日常会話を日常的に聞ける中で、よく使う言葉、フレーズが自然と耳に残り、吸収出来たと思います!

その反面、日常生活はどうにかなってしまう分、それ以上ボキャブラリーが増えてないっていう反省もありますが!苦笑


その他にもフランス人達に混じって学ぶ中で、いろんな気づきや吸収があったのも、とても貴重な経験になったと思います(^ ^)





アンジェでルームシェアしていたお家♪
18世紀に作られた可愛らしいお家でした。



学校のデッサンの授業で。
鉛筆デッサンは黙々と手を動かすのが好きな時間でした。



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